2021年3月30日、横浜冷凍株式会社(ヨコレイ)は自社の公式HPにて、長崎県長崎市にて運営する長崎物流センターの省エネ化リニューアル工事を完了したと発表した。敷地面積19,800m2、F級12,494tの冷蔵収容能力を持つ同センターは、今回のリニューアル工事でアンモニア/CO2の高効率冷凍機器への入替えを実施。今回の工事により、長崎物流センターの電気使用量は従来より30%削減できるという。
環境配慮の観点より、ヨコレイは新設物流センターへの高効率自然冷媒冷凍機の導入および、既存物流センターの省エネ化を順次実施。過去10年で貨物取扱量が42%増加しているのに対し、電気使用量は19%の増加に抑えるという成果を出している。
同社は2020年より「ヨコレイ サステナビリティビジョン2030」を掲げている。その定量目標である「自然冷媒導入率80%以上」「収容能力あたりの温室効果ガス(GHG)2015年比40%削減」等の目標達成に向け、環境配慮を前提とした設備運営を進めていく。