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ヨコレイ、長崎県の新設工場にてノンフロンを採用

2020年10月8日、横浜冷凍株式会社(ヨコレイ)は長崎県平戸市に「平戸製氷工場(仮称)」を新設すると発表。同工場には株式会社前川製作所、パナソニック株式会社等の自然冷媒システムを採用するという。

完全無人・自動化されたノンフロン製氷工場の誕生

長崎県平戸市の工場新設予定地は、五島西沖漁域の水揚げ港として知られる、田平港。老朽化に伴い廃止された製氷工場に代わる存在として、地域から切望されていた製氷工場の進出に、ヨコレイが乗り出した形となる。

 

同工場では、アイスマン株式会社・前川製作所共同制作のアンモニア/CO2自動製氷機「ECONICE-P」を採用。製氷用冷凍機には、前川製作所の「NewTon-C」を2基設置する。環境配慮と40t/日の製氷能力を両立させるプレート製氷機に、アンモニア冷凍機と比較して40%以上の省エネ効果を持つ冷凍機を使用する予定だ。

 

貯氷庫用の冷凍機には、パナソニックのCO2冷凍機「OCU-CR2001MVF」を4基設置する。

 

同工場は、完全無人・自動化された最新鋭の製氷工場となります。この工場をもって、地区の漁業活性化・発展に繋げてまいります。

横浜冷凍株式会社 会長 吉川 俊雄氏