パナソニック株式会社の子会社であるHussmannは、オーストラリアで初となるトランスクリティカルCO2コンデンシングユニットを、シドニー郊外・エドモンドソンパークのスーパーマーケット Ambey’s Big Appleに設置。店舗は2021年4月29日に、グランドオープンを迎えた。
2台のコンデンシングユニットを設置
Hussmannが今回設置したのは、パナソニック製の10馬力(7.5kW)トランスクリティカルCO2コンデンシングユニット2台である。同社オーストラリア担当ゼネラルマネージャー兼オペレーションディレクターのビニー・クマール氏は、今回の発表でより良い未来のための革新的な気候ソリューションを、Ambey’s Big Apple Storeへ提供できたことへの喜びを表明した。
CO2コンデンシングユニットは、中温・低温のHussmann製冷蔵陳列ケースの冷却を行う。ケースにはCARELの電子バルブが装備されており、蒸発器の効率を細かく制御することが可能だ。2台のCO2コンデンシングユニットには、パナソニックの断熱ソリューションキットが装備され、パフォーマンスのさらなる向上と、ランニングコスト削減に貢献する。
2020年、Hussmann OceaniaはトランスCO2コンデンシングユニットのトレーニングビデオを公開。ビデオでは2馬力モデル(OCU-CR200VF5)と10馬力モデル(OCU-CR1000VF8)の設置方法、使用方法、メンテナンスについて説明されている。