2021年3月29日、東京都環境局は2021(令和3)年度の省エネ型ノンフロン冷凍冷蔵ショーケースの導入補助を開始すると発表。2021年4月1日〜2022年2月18日の申請期間にて、都内事業者のショーケース導入をサポートしていく。
2022年3月11日までに設置完了する事業を対象に実施
同補助事業は中小事業者及び個人の事業者(を対象に、省エネ型ノンフロン冷凍冷蔵ショーケースの導入 (リースも含む)に伴う費用の一部を補助するものである。事業者は冷凍冷蔵倉庫及び食品製造工場を除外しており、飲食店・小売店等が中心となる。
各事業者は「ショーケースを都内の事業所に設置する」「未使用品である」「2022年3月11日までの間に設置完了する」という条件を満たせば、補助対象経費の1/3(1事業者あたり限度額は500万円)を支援。なお、補助の対象となるのは内蔵型ショーケースの場合は補助対象機器の購入費及び運搬据付費。別置型ショーケースは補助対象機器の購入費、運搬据付費及び工事費となる(運搬据付費は機器購入費の30%まで)
2020年度は5,000万円予算額にて、ショーケース130台の導入をサポート。その約7割が10万円未満の小型内蔵型ショーケースだったと、shecco主催の自然冷媒国際会議「ATMOsphere Japan 2021」にて東京都環境局環境改善部環境保安課 課長代理(フロン対策担当)の金子 ちひろ氏が発表している。