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欧州

Freor、ICA SwedenにR290ウォーターループシステムを設置

リトアニアに本拠地を置くFreorは、ICA Swedenの複数店舗にて、ウォーターループシステム採用のR290ショーケースを設置したと発表した。

排熱を暖房に活用

ICAグループのひとつであるICA Swedenは、国内に約1,300店舗を持つ(市場シェアは約36%)。同社は2006〜2020年の間に、温室効果ガスの排出量を76%削減。持続可能性の目標の一環として、エネルギー効率の改善と、再生可能エネルギーや二酸化炭素排出量の少ない冷媒への段階的な切り替えに注力してきた。

 

改装された店舗では、肉、乳製品、プレパック製品、冷凍食品売場用のチラーを含む、FreorのR290内蔵ショーケース「Green Wave」シリーズが採用されている。ウォーターループシステムに接続されたケースは、外部に設置された水ポンプと熱除去用の乾式冷却器を使用し、グリコール溶液をループ内循環させる。冷却ユニットからの排熱は、寒い時期には店舗の暖房にも利用可能だ。

 

店舗への施工は、Freorのパートナー企業であるCoolfors Swedenが実施。同社は、Freorが冷凍技術に関する豊富な専門知識を持つ企業を評する「Green Thinker」の呼称を冠する。

 

Freorは、ウォーターループシステムは設置が簡単かつメンテナンスも最小限で済み、場所も取らず機械室も必要ないと、そのメリットを紹介する。FreorのR290ウォーターループシステムは、2020年7月にオープンしたオランダのCOOP店舗をはじめ、欧州各国で導入が進められている。

 

Freorは2015年より、R290機器の生産を開始。2020年にはリトアニアのヴィリニュス近郊に、本社施設を移転(敷地面積16,300m2)し、R290機器の大量生産体制を整えている。