PARTNERS
日本

パナソニック、CO2冷凍機のラインナップ拡大【SMTS2022】

2022年2月16日〜18日にて、幕張メッセにて開催された第56回スーパーマーケット・トレードショー(SMTS2022、主催:一般社団法人 全国スーパーマーケット協会)。パナソニック産機システムズ株式会社は、イベント開催前に発表していたCO2冷凍機の新たなモデルを展示。欧州で実績のある別機種も参考展示した。

トップフロータイプのリニューアルとラインナップ強化

「SMTS2022」にてパナソニック産機システムズが展示したのは、トップフロータイプのCO2冷凍機の40馬力タイプである。従来の10馬力、15馬力、20馬力だったラインナップを強化し、配管系統数・施工費の削減、設置面積の省スペース化が期待できるという。高効率運転により、現行モデルより約9%の省エネも実現している。

 

40馬力の機種は、2022年3月より受注を開始する。また、既存の10馬力、15馬力、20馬力機もリニューアルを図り、別途新機種として発売する30馬力機とともに2022年5月より受注を開始する予定だ。

 

会場では、これに加えて欧州での販売実績がある4馬力機を展示。会場来場者の反応や問い合わせに応じて、日本市場での販売も検討する考えだ。

 

同社は2010年9月より、業界に先駆けてCO2冷凍機を販売。これまで食品小売業や食品工場など、約4,500事業所、累計約12,000台を納入してきた。新製品の発売によって、更にエンドユーザーのニーズに対応できることとなったことで、この数字がどう変化するのか期待が高まる。

 

また、同社はIarp社のR290プラグインショーケースも展示、同製品の受注を再開する。R290製品の提供事業者がさらに増え、国内市場がどう変化するか注目だ。