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プラグインショーケースの拡大に注目【SMTS2022 ハイライト】

2022年2月16日〜18日にて、幕張メッセにて開催されている第56回スーパーマーケット・トレードショー(SMTS2022、主催:一般社団法人 全国スーパーマーケット協会)。同展示会で目立つのは、CO2、炭化水素を用いたプラグインショーケースである。同製品を中心に、注目の展示をハイライトにて紹介したい。

小売店舗の選択肢広がる

ダイキン工業株式会社は、同社ブランドとしてR290プラグインショーケースを多数展示。そのバリエーションはもちろん、今後を見据えた新商品・参考展示にも注目だ。

2019年の展示会より、Freor社のR290ショーケースを展示する日本熱源システム株式会社。多彩なR290ショーケースのバリエーションは、様々な店舗の需要にマッチする。エンドユーザーからの問い合わせも増えており、導入事例の拡大に期待だ。

昨年からドイツのショーケースメーカー・LIEBHERR社のショーケースを積極的に拡販するレイテック株式会社は、日本市場にマッチした3種類のショーケースと、ウォーターループシステムのリーチインショーケースを展示している。

フクシマガリレイ株式会社は、別置型ショーケースのCO2対応を大きくアピールするほか、CO2プラグインショーケースを参考展示という形で披露している。

2年ぶりの展示会参加となったサンデン・リテール株式会社は、CO2、R600aの幅広いケースを展示。今後発売予定のものも含め、自然冷媒製品の拡充が見られた。

パナソニックも、Iarp社のR290プラグインショーケースを展示。それ以外に2月14日に発売を発表した40馬力CO2冷凍機や、欧州で 販売実績がある4馬力冷凍機を参考展示もしている。

本展示会では、R290、CO2のプラグインショーケースの参入事業者が一気に増えたことが伺えた。スーパーマーケット、コンビニエンスストアといった小売店舗を中心に、2022年はプラグインショーケースの導入事例を広く耳にする1年となるかにも注目だ。