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ミヤザワ、SCM FrigoのCO2冷凍機導入に関する紹介動画を公開

株式会社ミヤザワは、2020年1月にイタリア、SCM Frigoと業務用冷凍機の日本向け販売総代理店契約を締結。2020年12月17日に、株式会社シャトレーゼへ納入予定の2台のCO2ラックに関して、紹介動画をYouTubeにて公開した。

日本初の導入事例として注目

SCM FrigoのCO2ラックに関するニュースは、2020年8月29日に同社がLinkedInにて同社製品を日本へ導入する準備が進んでいることを示す写真を投稿したことで話題となった。本動画は、ミヤザワが正式な製品納入に関する情報を公開した形となる。

 

公開されたのはCO2の屋外使用型の空冷式冷凍機であり、グラスウールにより防音加工が施され、内部機器を保持するフレームはゴムにより防振処理がなされている。内部の専用インバータで能力の安定・最適な出力を実現し、タッチパネル式のコントローラーですべての操作が一括で行える。

 

動画内では本製品について、環境省の「脱フロン・低炭素社会の早期実現のための省エネ型自然冷媒機器導入加速化事業」にも対応していると言及。既存フロン機器と比較して10〜15%のランニングコスト削減ができると伝えられている。

 

本製品はシャトレーゼの山梨の店舗に導入され、同事例も含め全国にて、メンテナンス等サポートできる体制を準備中だという。

納入前の試験も実施

今回の導入に先んじて、ミヤザワはSCM Frigoを輸入。CO2冷凍機試験設備にて各種試験による圧力、温度等のモニタリングを行ない、国内市場のエンドユーザーの仕様に合わせた調整を行なうためのデータを採取している。

参考: