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三菱重工冷熱、小型・軽量化のアンモニア/CO2冷凍機を展開

2020年10月1日、三菱重工冷熱株式会社は冷凍冷蔵倉庫向けのCO2/NH3自然冷媒冷却システム「C-LTS」シリーズに、3種類の小型・軽量化モデルを新たに開発し、市場投入すると発表した。同社は新型モデルを「置き換え需要」への新たなソリューションとして提案する。

幅広い施設の設備更新に対応

三菱重工冷熱のCO2/NH3自然冷媒冷却システム「C-LTS」シリーズは、F級で24kW、37kW、45kW、100kW、125kWと5種類の電動機定格出力に、C級で37kW、45kw、125kwと3種類の電動機定格出力に対応したラインナップを有している。今回の発表では、24kW、37kW、45kWの3機種にて、小型化・軽量化に対応した新シリーズを開発した(既存の3機種も合わせて発売を継続するという)。

 

小型シリーズの特長は、設置面積が31%、重量が27%ダウンしたという点にある。大幅なサイズダウンを実現したことで、これまで搬入が難しかった3,000kgまで対応のエレベーターを持つ倉庫にも、エレベーターを利用した搬入が可能で、耐荷重で制限があるような場所でも設置が可能となった。

 

エレベーターを使用できることで搬入経路が増え、庫腹量が1,000t〜3,000tといった中小規模の施設から、10,000t以上の大型倉庫まで幅広く対応できることとなった。それにより、同社製品であるR22対応型の「LTS」シリーズを使用するエンドユーザーを、新たな設備更新先として扱えるという。

 

同社は令和3年度以降の「脱フロン・低炭素社会の早期実現のための省エネ型自然冷媒機器導入加速化事業」の補助金申請を目標に、新型モデルの販売台数などの構想を練る考えである。

 

大規模物流センターや倉庫等に対して、年々大型化への需要が増す日本市場。三菱重工冷熱もこの市場動向に沿った開発をすすめる一方で、小型化でこれまで搬入不可だった施設に、自然冷媒という選択肢を提案していく。