株式会社マルハニチロ物流は2021年3月26日、自社の公式HPにて愛知県名古屋市で建設を進めていた「名古屋物流センター」が完成したと発表。2021年4月1日より稼働を開始した。
2011年より自然冷媒機器導入を推進
敷地面積19,931.48m2、36,967tの設備能力を持つ名古屋物流センターは、2019年7月に着工。無事完成を迎え、3月25日に竣工式が執り行われた。マルハニチログループの中部エリアにおける重要な輸配送拠点を担うセンターは、約15,000枚のパレットを収納できる全自動倉庫を導入。高品質な物流サービスの提供、省人化を実現している。
冷凍設備には前川製作所のアンモニア/CO2冷凍機「NewTon」シリーズより「NewTon R-6000」3台、「NewTon R-3000」1台、「NewTon C」1台をそれぞれ採用。外防熱工法、全館LED照明の採用することで、脱フロンおよび省エネによる環境負荷軽減も期待できる。
「環境・省エネの取組」の一環として、2011年度より脱フロン化、ならびに省エネ型自然冷媒機器への設備更新を行ってきた。名古屋物流センターは、2020年度「脱フロン・低炭素社会の早期実現のための省エネ型自然冷媒機器導入加速化事業」の第1公募を活用している。