一般社団法人 日本冷凍空調工業会(JRAIA)が主催する「環境と新冷媒国際シンポジウム2021」が、2021年10月14日~15日にて開催される。新型コロナウイルス感染症拡大を受けて、各講演はオンラインにて配信予定だ。
可燃性冷媒のリスクアセスメントへの言及
1949年に発足したJRAIAは、1994年に同シンポジウムを初開催。例年神戸市内の会場にて開催されていることもあり、「神戸シンポジウム」とも呼ばれている。地球温暖化防止対策を中心とした環境保全に寄与する新たな冷凍空調及び新冷媒の技術開発をメインに、 国内外の規制動向などを含めた講演が開催される 「環境と新冷媒国際シンポジウム」だが、今回はコロナ禍での開催を受け、オンラインにて講演を配信する。
シンポジウムは「基調講演」「テクニカル・セッション」「ポスター・セッション」に分かれ、テクニカル・セッションはさらに下記の7カテゴリーでの講演が予定されている。
- 特別講演
- 環境
- 新冷媒(機器メーカー)
- 新冷媒(冷媒メーカー)
- 冷媒の安全性・リスクアセスメント
- 省エネルギー
- 圧縮機・潤滑油
今回のシンポジウムでは、特別講演、冷媒の安全性・リスクアセスメントでそれぞれ可燃性(A3、A2L)冷媒に関する言及が多くなされる予定だ。