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日本GLP、兵庫県神戸市で全館冷凍冷蔵物流施設を着工

2022年10月17日、日本GLP株式会社は兵庫県神戸市で、全館冷凍冷蔵物流施設「(仮称)六甲プロジェクト」を始動すると発表。本施設は、JA三井リース建物株式会社が開発するプロジェクトであり、日本GLPが汎用性のある冷凍冷蔵物流施設として建物・設備や仕様を企画し開発をサポートする。

 

施設は2022年10月着工、2024年3月に竣工を予定しており、竣工後に日本GLPが本施設を取得。一棟全体を、藤原運輸株式会社が利用する予定だ。

 

当施設は兵庫県神戸市、神戸港を臨む六甲アイランドに位置する。神戸港は従来アジア諸国や関西・九州地方におけるハブ港として機能しており、現在は国際コンテナ戦略港湾において国際海上コンテナターミナル整備事業が進められている、施設の立地性から、冷凍冷蔵物流事業にとって汎用性が高く、保管効率の高い全館冷凍冷蔵物流施設の建物・設備や仕様とすべく、日本GLPが企画しJA三井リース建物の開発をサポートする。

 

藤原運輸は国内外の物流や3PL事業のほか、「保管+α」として商品の品質維持・管理、温度帯別管理、流通加工、梱包、ピッキングなどの多機能物流拠点を展開しており、この度、冷凍を中心として当施設一棟を利用する。施設のサステナビリティを配慮した設計として、設備には自然冷媒の採用。緑化エリアを確保するほか、全館LEDの整備を予定しており地球・地域・社会環境に配慮した施設を目指し、CASBEE認証を取得予定だ。