ホシザキ株式会社のインド子会社、Western Refrigeration Private Limited(ウエスタン社)は、インド政府が推進する予防接種プログラムに対応したワクチンフリーザーを新たに開発。2021年6月より販売を開始した。
開発したワクチンフリーザーは摂氏-15度~-25度の冷凍機能を備えており、インド国内で採用されているモデルナ製ワクチン、スプートニクVワクチン等の保管が可能だ。冷媒にはR290が採用されており、世界保健機関(WHO)が定める医療機材品質認証(Performance, Quality, Safety、PQS)を取得している。製品ラインナップは「VFW140H-HC(容量140L)」、 「VFW310H-HC(容量310L)」 の2種類だ。
インドでは、政府方針として今後も医療向け投資の拡大が見込まれている。ウエスタン社は「社会に貢献できる進化する企業」であることをモットーに、ワクチンフリーザーの開発・販売によって現地のワクチン保管需要に応え、医療インフラ整備に貢献していく考えだ。