2022年2月中旬に開催された、国内最大級の展示会「HCJ2022」と「SMTS2022」。両展示会に出展したレイテック株式会社は、2020年より注力し販売してきたLIEBHERR社の製品を多数展開。コロナ禍による飲食需要にマッチし、ショーケースの売上を大きく伸ばしている。
飲食需要にマッチ
レイテックは、ドイツのショーケースメーカー・LIEBHERR社のR290プラグインショーケースを多数展開。特に売上を伸ばしたのは、大手飲食チェーン店に提供した小型冷凍ショーケースだ。
同飲食店では、店舗の味を食卓で楽しめるよう店舗およびオンラインで商品を購入できるサービスを展開。消費者の新たな生活様式に、レイテックが提供するショーケースが見事にマッチした。同製品は他飲食店や他のショーケースメーカーにも提供するなど、2022年に入りすでに150台以上の引き合いがある。海外からの供給台数も調整しつつ、需要に応えていきたい考えだ。
それ以外に、レイテックはLIEBHERR社の「SGT」シリーズの販売にも注力していきたいという。同シリーズは、サイズラインナップが6尺、7尺、8尺と日本の小売店舗との相性に優れる。扉付きにより、オープンショーケースと比較して約90%の省エネ効果も魅力だ。
また、同社はLIEBHERR社のR290ウォーターループシステムを参考展示し話題となった。欧州を中心に、ウォーターループシステムの事例は着実に増えている。国内でも、同様のシステムを提案する企業が増えることは喜ばしいニュースだ。今後の導入事例に、大いに期待したい。