2022年2月15日〜2月18日にかけて、東京ビッグサイトにて開催中のホテル・旅館・観光・各種施設の日本最大級の商談専門展示会「HCJ2022」。会場では様々な用途に応じた自然冷媒機器が展示されたが、特に注目すべきは今春の発売を控えた新製品だ。同展示会で注目の製品を、ハイライトにて紹介したい。
今春発売を控える製品が参考展示
ホシザキ株式会社は、今春発売予定の業務用冷凍庫を参考展示。国内市場に合わせ、冷蔵庫には業界初となる構造を採用している。

大和冷機工業株式会社では、昨年も参考展示していたR600a使用のドリンクショーケースを改めて展示。春の発売および拡販を目指す。
株式会社日本イトミックは、個人経営など中小規模の店舗向けに開発された業務用CO2エコキュートを展示。15kW相当の冷却能力を持つ同機種は、4月に発売を控えている。
すでに市場へ投入されている製品にも注目だ。ダイキン工業株式会社は、AHT社で展開してきたR290内蔵ショーケースを、自社ブランドとして展開。また10年以上の発売実績を誇る冷凍ストッカーは、コロナ禍で新たな需要が生まれているという。

レイテック株式会社は、ドイツのLIEBHERR社R290ショーケースを多数展示。供給体制も整えつつ、レストランを中心に売れ行きは好調だ。
翌16日からは、千葉県・幕張メッセにて「スーパーマーケット・トレードショー2021(SMTS2021、主催: 一般社団法人新日本スーパーマーケット協会)」が開催される。そちらでの注目技術や製品も、追って速報としてまとめていきたい。