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sheccoが『トランスクリティカルCO2グローバルガイド』を発行

2020年7月16日、sheccoはグローバルにて『トランスクリティカルCO2グローバルガイド』の発行を発表した。当ガイドでは、CO2をめぐる市場動向や技術開発に触れているが、全世界に共通してCO2冷媒が多種多様な用途・目的に使われている傾向にあり、年々そのバリエーションが増えていることを示している。

 

sheccoの市場開発マネージャーであり、当ガイドの中心的執筆者であるイラナ・ケーゲレンバーグは、「ガイド制作に伴って実施された、広範囲にわたる調査では、あらゆる規模の冷凍設備において、CO2が大きな可能性を秘めていると分かりました」と述べる。「この傾向は欧州に留まりません。特筆すべきは、世界中でトランスクリティカルCO2冷凍システムが、急速に成長しているのことなのです」

ガイドに活用されたデータは、業界調査およびメーカー各社からの調査を元に作成されている。

広がり続けるCO2冷凍システム

2020年7月時点で、CO2システムは世界35,500以上の店舗・施設等で仕様されているとガイドでは推定している。2008年にはわずか140システム(しかも、その全てが欧州であった)ことを考えると、劇的な増加と言えるだろう。

 

欧州、そして北米と広がったCO2の波は、カナダ、日本、豪州、ニュージーランド、南アフリカへと広がり続けている。

 

『トランスクリティカルCO2グローバルガイド』は、2019年5月にPart1が発行された。当時はCO2の歴史や主要な特性、基本的なシステムなどが紹介された。

続いて、同年6月に発行されたPart2では、グローバルに実施された業界調査や各種規制の状況、ケーススタディを追加。

そして2020年7月に発行されたPart3では、産業用冷凍におけるCO2の使用状況、将来の傾向、および製造業者へのインタビューといった内容が追加された。

ガイドは無料でダウンロードできます

当ガイドは無料にてダウンロードいただけます。今回追加された項目はもちろん、CO2全体の概要や将来的な可能性を知る手助けとして、ぜひご活用ください。

 

ガイドはこちらより閲覧およびダウンロードいただけます。

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