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豪州&ニュージーランド

オーストラリア・ニュージーランドが可燃性冷媒の充填量拡大に伴う新規格を公開

2020年7月31日、オーストラリアは国際電気標準会議(IEC)が可燃性冷媒の充填量制限の引き上げを行った新規格60335-2-89:2019を元に、同一の新規格を公開した。同国のウェブサイトには、業務用冷凍機器および製氷機に対する要件を定めた新しい規格に更新されている。

 

IECは昨年6月、最終投票を通じて国際規格60335-2-89:2019を採択した。同規格ではA3(可燃性)冷媒の充填量制限が、150gから500gに引き上げられている。日本では日本冷凍空調工業会(JRAIA)が、IECの新規格を日本工業規格(JIS)に適用させるため、要件の定義などを進めている。新規格の発行は、2020年内に実施される予定だ。

参考記事:

Australia, New Zealand Adopt IEC’s Hydrocarbon Charge Limit for Commercial Cabinets