PARTNERS
北米

ATMOsphere Americaがオンラインにて初開催

2020年10月20日〜22日にて、初のオンライン開催を迎えるshecco主催の自然冷媒国際会議「ATMOsphere America 2020」。同会議はエンドユーザーおよびメーカー等の関係者が、無料で参加可能である(登録はこちら)。

初のオンライン開催

2012年以来、sheccoはオフラインでの場にて、毎年ATMOsphere Americaを開催。同会議にはエンドユーザー、請負業者、製造業者、コンサルタント、エンジニア、建築家、政府関係者、学術的専門家、非営利団体など、自然冷媒に関わる数百のステークホルダーが参加してきた。会議の開催は、毎年多くのスポンサーによって支えられている

 

「今年のATMOsphere Americaはオンラインにて開催することにより、HVAC&R業界に今まで以上の高品質のコンテンツを、安全性を確保しつつすべての人々へお届けできると確信しています」

shecco CEO マーク・シャセロット

開催プログラムについて

今回のプログラムには、キガリ改正冷却効率プログラム(Kigali Cooling Efficiency Program、K-CEP)および非営利団体、気候変動対策活動財団(ClimateWorks Foundation)の非常勤取締役であるダンハムザ・グッドエイカー氏と、気候変動枠組条約締約国会議(COP26)の組織メンバーによる基調講演も実施予定である。

 

初日は、小売業者のLongo’sとHannaford、およびメーカーのNeelands GroupとClimate Prosの代表者による、食品小売業関係者によるパネルを実施。パネリストには、トランスクリティカルCO 2およびプロパン(R290)システム、などに関する知見を議論してもらう予定だ。

 

2日目はコールドチェーン分野に焦点を当て、エンドユーザーのBimbo Bakeries USA、Grupo Bimbo and Shamrock Foods、およびメーカーのCimcoが登壇。低充填量のアンモニアや、アンモニア/ CO2システム、トランスクリティカルCO2のを中心に、議論を交わす。

 

また2日目には、カリフォルニア大気資源局(CARB)、国際アンモニア冷凍研究所(IIAR)、環境調査エージェンシー(EIA)、またEmersonらによる、北米の政策セッションが実施される。

 

最終日の3日目は、南米地域の自然冷媒開発に焦点を当て、スペイン語でのセッションが開催予定である。Esmeralda、La Anónima、Grupo Bimboといった現地エンドユーザーが、同地域での自然冷媒導入の事例を共有する。