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北米

ATMOsphere America 2021にて、EPA、Green Americaの登壇が決定

2021年11月3日、オンラインにて開催予定の自然冷媒国際会議「ATMOsphere America 2021」(主催:shecco)にて、米国環境保護庁(EPA)ならびにNGO団体・Green Americaという、米国内での環境活動に大きな影響力を持つ関係者らの特別講演が決定。それ以外にも、続々と米国内を代表する関係者の登壇が決定しております(登録はこちら

 

政策・規制に関するセッションでは、EPAのシンディ・ニューバーグ氏が、HFCの生産と消費に対する許容量を割り当てるEPAの新規則と、HFCのセクター別制限と禁止を設定する今後の規則について説明する予定です。また、カリフォルニア大気資源委員会(CARB)の大気汚染専門家であるグレン・ギャラガー氏と、米国気候同盟の事務局長代理兼政策担当者であるタリン・フィネシー氏も、HFCに関する各州の活動について最新情報を提供します。

 

また、EPAが実施するGreenChillプログラムの新しいマネージャーであるカーシー・マンリクリッチ氏が、冷媒ろうえい低減と自然冷媒システムを含む持続可能な冷蔵ソリューッションへの移行を支援するGreenChillの、スーパーマーケットとのパートナーシップについて発表頂く予定です。

 

イベントの基調講演では、Green Americaのベス・ポーター氏が登壇し、冷蔵ソリューションが世界で最も重要かつ関連性の高いテーマの一つである理由や、気候変動への対策として持続可能な冷蔵がいかに重要であるかを語ります。

 

「Impacts of Refrigerants」パネルでは、冷媒の健康、安全、環境への影響について議論します。パネルディスカッションでは、冷媒の健康、安全、環境への影響について、特にHFOの使用増加に伴う懸念事項について、最新の情報を紹介。パネルには、カナダ・トロントのヨーク大学准教授コーラ・ヤング氏と、Refolution Industriekälte社のCEOであるトーマス・フランク氏が参加する予定です。

 

エンドユーザーからは、Roche Bros社とEmblem Cranberry社の代表者が、CO2や炭化水素系冷媒の利点、課題、将来の計画などについて、それぞれの経験を語ります。さらに、ATMOSphereからもイラナ・ケーゲレンバーグが登壇。弊社がまとめた「Annual Market Intelligence Report」をもとに、世界における最新の市場動向・政策動向を紹介する予定です。

プログラムの詳細および参加登録方法については、こちらから確認いただけます。

参考

ATMOsphere America Conference to Feature U.S. EPA and Green America

原著者:タイン・スタウスホルム

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