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平時・緊急時どちらにも安定稼働【ATMOsphere Japan 2020 レポート Part12】

冷凍冷蔵倉庫を運営する浜松委托倉庫株式会社からは、代表取締役の鈴木 健一氏が登壇。1996年に設立した米津コールドセンターを、R22からCO2に更新した事例を発表した。同センターには7,751m3のF1級倉庫と、1,107m3のC2級倉庫があり、スクリューコンプレッサー、スクロールコンプレッサーの水冷式R22冷凍機を、2台ずつ使用していた。

 

同社は設備更新に伴い、67.8kWの冷却能力を持つ日本熱源システムの「スーパーグリーン」を2 台採用。ノンフロン機を選ぶに当たり、同社は使用冷媒以外に、サイズメリットや利便性を検討。「『スーパーグリーン』は、オーバーホールのインターバルに4万時間という猶予があります。これは私達の倉庫にとって、約6年相当の稼働時間に相当します。従来のフロン機では考えられません」と、鈴木氏は説明。

 

それ以外も、数々の技術的な裏付けが導入を大きく後押しした。実際に「スーパーグリーン」を設置したところ、2019年で30%の省エネを達成。水道料金も約60% 削減。「2018年9月に直撃した台風の影響で、センターは61時間稼働が停止してしまいました。それでも平均的な温度上昇は4.5℃にとどまり、冷媒漏えいも1台はゼロ。もう1台は約10kg に抑えられたのです」と、期せずしてトラブル発生時の安全性を、証明する結果が得られたという。

浜松委托倉庫株式会社 代表取締役 鈴木 健一氏