PARTNERS
日本

味の素冷凍食品、第25回オゾン層保護・地球温暖化防止大賞「環境大臣賞」受賞

オゾン層保護対策と地球温暖化防止対策の促進を目的として日刊工業新聞社が毎年実施している表彰制度、第25回「オゾン層保護・地球温暖化防止大賞」にて、味の素冷凍食品株式会社が「環境大臣賞」を受賞した。

 

同社は、約20年かけて「2020年度内に国内拠点のフリーザーを自然冷媒へと転換する」というプロジェクトを実施。同プロジェクトは2021年3月に完遂し、冷凍食品製造の急速凍結プロセスで使用する大型フリーザーの冷媒をフロンから自然冷媒に転換した。

 

味の素冷凍食品は、これにより総保有量70トンのフロンを削減。これは温室効果ガス換算で12万6,700トンに相当する。工場や製造ラインの集約、設備能力の向上、生産能力の増強なども実施することで、47基の大型フリーザーを27基に集約した。