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第24回オゾン層保護・地球温暖化防止大賞 日立プラントサービス・日本熱源システムが経済産業大臣賞を受賞

オゾン層保護対策と地球温暖化防止対策の促進を目的として日刊工業新聞社が毎年実施している表彰制度、第24回「オゾン層保護・地球温暖化防止大賞」にて、株式会社日立プラントサービス・日本熱源システム株式会社の2社が経済産業省大臣賞を受賞した。同社が進めるCO2システムの協業事業が評価された形だ。

 

2020年12月より、日立プラントサービスと日本熱源システム株式会社はCO2冷凍機および大型冷凍・冷蔵設備事業に関する協業を開始。

 

日立プラントサービスが持つ冷凍・冷蔵設備のエンジニアリング(設計・施工)、メンテナンスサービス、リニューアル技術と。そして日本熱源システムが製造・販売するCO2冷媒冷凍機「スーパーグリーン」。両社の技術やリソース、ノウハウを結集することで、冷凍・冷蔵設備の製品からOT(制御・運用技術)、ITまでワンストップで提供していく。

 

同プロジェクトは、両者の環境への方針が合致したことで実現。オゾン層保護と地球温暖化防止の両面で不断の努力を重ね、顕著な功績をあげた産業界その他団体、個人に贈られる「経済産業省大臣賞」に選ばれた。日本熱源システムは、第22回オゾン層保護・地球温暖化防止大賞にて優秀賞を受賞している。

 

このたび、日立プラントサービス様との協業について、第24回オゾン層保護・地球温暖化防止大賞において、経済産業大臣賞という栄誉ある賞を頂戴することになり、身に余る光栄と受け止めております。

 

今後両社が設計から、工事、運用、メンテナンスまで密接に連携した上で、遠隔監視におけるIoT技術も駆使したシステムを構築することで、エンドユーザー様に大きな安心を届けていきます。この協業を発展させることによって、本格的な自然冷媒冷凍機の時代を作り出し、環境性と省エネ性の両立を図っていきたいと思います。

日本熱源システム株式会社 代表取締役社長 原田克彦氏